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アメリカ医療保険:HIPAA

HIPAA (Health Insurance Portability and Accountability Act)

HIPAAは1996年に成立した連邦法で、健康保険加入者の、下記の3つの権利を確保するための法律です

1) 個人が転職した際に、健康保険の継続を容易にする

2) 個人の医療情報を保護する

3) 個人がCOBRAベネフィットを使い切ったあとに、健康保険に加入できるようにする

HIPAAが制定されるまでは、個人が辞職すると、次の保険に加入する際には、以前に加入していた保険の記録は全く考慮されませんでした。また、個人情報の保護についても、ほとんど規定がありませんでした。そして、COBRAのベネフィットを使い切ったあとは、保険に加入することが困難でした。HIPAAは、このような点を改正するために制定されました。

COBRAまたはCalCOBRAのベネフィットを使い切ったあと、63日以内に申請すれば、既往症の有無に関係なく、HIPAAの規定による健康保険に加入する権利があります。

HIPAAの適用資格:

  1. 18ヶ月以上、健康保険に加入していた("creditable coverage")
  2. 最も最近に加入していた健康保険は、勤務先が提供する団体保険だった(Cobra、Cal-Cobraを含む)
  3. COBRA または Cal-COBRA のベネフィットを使い切った(前の勤務先の団体保険が打ち切られた場合を含む)
  4. メディケア、Medi-Cal、Medicaid を含むいっさいの他の医療保険に加入できない
  5. 最も最近に加入していた保険は、保険料未払い、または保険契約違反によって取り消されたのではない
HIPAAの保険に申請する期限:

COBRA または、Cal-COBRA を使い切ったあと、63日以内に、保険会社に申請しなければなりません。個人の健康保険を提供する保険会社は全て、HIPAAの保険プランも提供することが義務付けられており、既往症や病歴によって、HIPAA加入資格のある個人の保険プランへの加入を拒否することはできません。しかし、COBRA または、Cal-COBRA を使い切ったあと、保険会社からオファーされた、短期保険またはConversion保険に変更した人は、HIPAAの権利を失いますので、注意が必要です。Conversion保険(Conversion Policy)は、HIPAA保険ではありません。

HIPAAの保険に申請する際には、18ヶ月間以上継続して保険に加入していたことを証明する書類を提出しなければなりません。この書類は、「Certificate of Creditable Coverage」と呼ばれる書類で、前の保険会社が提供してくれます。

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